TOMASEI HD始動 とませいグループ3社の持株会社 多様な環境事業展開へ

TOMASEI HD始動 とませいグループ3社の持株会社 多様な環境事業展開へ
イメージキャラクター「ナスタ」をバックに展望を語る渡辺新代表

 苫小牧市で環境事業を総合的に展開する新会社「TOMASEIホールディングス(以下HD)」が4月から、正式に始動する。清掃業「とませい」グループ3社の事業持株会社で、経営の効率化やグループ内の迅速な意思決定、持続可能な開発目標「SDGs(エスディージーズ)」の促進などが狙い。渡辺秀敏HD代表(40)は「地域のインフラを支えながら、自分たちの事業の魅力を伝えたい」と話している。

 HDは昨年11月11日付で設立。4月1日に新役員の人事を発令する。「とませい」「トマウェーブ」「スマイルループ」の事業持株会社で、3社を100%子会社とする。資本金は2000万円、従業員は160人規模。本社はとませいと同じ新開町2。新会社発足に合わせて渡辺健治とませい代表取締役は代表を退く。

 グループ3社は廃棄物の運搬や収集、資源化などの有効活用をはじめ、バイオガス発電、野菜や肥料の生産・販売など、多岐にわたる環境事業を手掛ける。各社でさらに積極的な事業展開を見据える一方、より効率的な経営を目指す。渡辺新代表は「ホールディングス化でさらに飛躍し、スピーディーに事業を展開したい。未来に向けて戦略的に取り組む」と意気込む。

 HDで3社の経営戦略を中長期的に組み立て、新事業の創出にも乗り出す。SDGsの取り組みも加速させ、二酸化炭素排出量は2019年度に3社で2400トンあったが、3年間で5%(120トン)の削減を見込む。

 また、まちづくり会社とまこまいクリエイティブラボ、苫小牧総合経済高校マーケティング部とイメージキャラクター「ナスタ」を制作した経験を生かし、21年度中にさまざまな世代が気軽に集える場の創出も企画。「市民企業として地域貢献にさらに力を入れたい」と展望する。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る