28日の中央競馬の第51回高松宮記念(G1、芝1200メートル)で、新ひだか町三石川上のケイアイファーム(中村裕子代表)生産のダノンスマッシュ(牡6歳)が同レース3度目の挑戦で初優勝した。父ロードカナロアも2013年の高松宮記念を制しており父子制覇となった。
同日は中村代表とスタッフがテレビで応援。ゴールの瞬間は声援が上がり、喜びをかみ締めた。中村智幸ゼネラルマネジャーは「ここに来るまでいろいろな取り組みをしてきて良かった。この馬に関わってくれた人たちがいたから優勝を勝ち取れた」と話し、中村代表は「香港では優勝したが、日本のG1で初優勝できたことは喜びもひとしお」と笑みを浮かべた。
同牧場はロードカナロアをはじめ中央で活躍する名馬を多数輩出している。レース後、大野克之町長らが牧場に駆け付け、「香港でも日本でも優勝。町からこういう馬がでることは励みになる」と激励。スタッフと共に万歳で勝利を祝った。

















