苫美協 2年ぶり春季展 「コロナに負けない」力作49点

苫美協 2年ぶり春季展 「コロナに負けない」力作49点
2年ぶりの展示に力作が集まった市美術博物館の会場=31日午前10時ごろ

 苫小牧美術協会(佐藤公毅会長)の「春季展」が31日、苫小牧市美術博物館で開幕した。会員43人会友6人の力作49点が並ぶ。4月4日まで。

 毎年7月の本展に向けた研さんの場として毎年この時期に開いてきたが、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止。2年ぶりの開催となった。

 前日の30日に行われた搬入作業は水彩、油彩、彫刻、陶芸などのジャンルごとに時間を分散して行い、密を避ける工夫を凝らした。

 全体の4分の3を占める37点が寄せられた油絵、水彩画では居島恵美子さんが幻想性のある抽象油彩画「それでも生きる」を手掛けた。居島さんは「いろんなことがあった一年を振り返り、夢を持って生きていかなくてはとの思いを込めた」と話す。水彩画では下山隆三さんが雪解け間近の森林風景を緻密なタッチで描く「厚真の森」を寄せた。

 「明日へ」のタイトルで木片を組み立てた彫刻を発表した佐藤会長は「コロナ禍の一年を経て内省的な作品が集まった」と講評。2年前より作品数は16点減ったが「コロナに負けない気持ちにあふれた作品群を見に来て」と訴える。感染症対策のため、来館の際はマスクを着用する。

 午前10時~午後5時(最終日は同3時)。入場無料。

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