はしご 手作り新調 市消防団 まとい隊 出初め式などで使用

はしご 手作り新調 市消防団 まとい隊 出初め式などで使用
竹製はしごに麻縄を巻き付ける作業を行う消防団まとい隊の団員

 苫小牧市消防団まとい隊(新谷新一隊長)は3月28日、正月の消防出初め式などに使用する竹製はしご(長さ6.5メートル)を製作した。苫小牧市住吉町2の住吉分団詰所で団員延べ28人が2日間にわたって作業し、竹に麻縄を締め付けるなどして完成させた。

 団員たちは声を掛け合って直径63メートルの麻縄を2本使い、柱となる2本の竹と16本14段分の横木を力強く巻き付けた。新谷隊長(73)は「安全に演舞を行うため、使う道具も自分たちで作る。団結を確かめ合う機会にもなる」と静かに語る。

 新調したはしごは、新型コロナウイルスの感染状況などを見ながら声が掛かれば町内会や市内の各種イベントでお披露目する考え。早ければ6月にも演舞の練習に入るという。

 出初め式で披露するはしごは、諸説あるが1659年、上野東照宮前で町火消が見せた曲芸の道具が起源とされる。同隊は1997年、函館市の消防団から製作技術などを学んだ。受け継いだ技を再確認する機会でもあり、近年では2017年、19年と2年ごとに作り直している。今回も19年製のひび割れが目立ってきたため新調した。

 消防団は、地域の防災活動や、こうした活動に一緒に取り組む団員を随時募集している。問い合わせは苫小牧市消防本部 電話0144(84)5014。

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