むかわ町の穂別高校(小野達彦校長)はこのほど、1年間のがん教育総合支援事業の合同授業を行い、1、2年生がプレゼンテーション方式で成果を発表した。
同校は2020年度、北海道教育委員会から「がん教育推進校」の指定を受け、教科横断的に授業を展開。生徒はがんと食事の関係など病に関する知識や実際の患者から聞いた生の声、体験談、患者との接し方などをパワーポイントでまとめ、発表した。「2人に1人がかかると言われるがんについて、詳しく知ることができた」「班の仲間と協力して発表できたことで自信がついた」といった声が聞かれた。
発表後、道教育長学校教育局健康・体育課の●【99cb】田真弓主査は「がんという病気が身近に感じられ、罹患(りかん)した仲間とどう付き合っていくかについて分かりやすくまとめてあった」と講評。この日の授業を担当した石井京子教諭は「仲間と協働する中で学んだものは大きい。21年度以降はさらにこの学びの姿勢を進化させていきたい」と話していた。

















