高齢社会の選択肢増やす 在宅医療制度の理解深める

高齢社会の選択肢増やす 在宅医療制度の理解深める
在宅医療をテーマにしたセミナー

 苫小牧市医師会などは3月30日、市医師会館で在宅医療制度をテーマにセミナーを開いた。会員の医師や看護師など約100人が会場とリモートで受講。道家庭医療学センター(札幌市)の草場鉄周理事長と静明館診療所(同)の大友宣理事が在宅医療の運営ポイントや心構え、基礎知識について講演した。

 とまこまい医療介護連携センターと市の共催。草場理事長は「高齢化に伴い通院が困難になる患者の増加が考えられ、自宅や居住型施設への訪問診療体制を整備することが必要」と指摘。訪問診療で患者が居住する場や地域を知ることができ「多職種との連携を展開すれば、充実した医療の提供が可能となる」と説明した。

 さらに、「(医療機関での診療と)診療報酬体系が異なり準備が必要となるが、経営的に大きなメリットがある」とした上で「まずは少数対応でも良いので、足を踏み入れてもらいたい。全道民が在宅医療という選択をできるよう、皆さんの力を貸してほしい」と呼び掛けた。

 道内でも先駆的に在宅医療に取り組んできた大友理事は、実際の運営方法や仕組みづくりについて解説。「勉強会で共通の知識を得ることで、医療と介護の連携が進む」と語った。

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