道と国立大学法人北海道大学は7日、道庁で包括連携協定を締結した。調印式には鈴木直道知事と北大の寶金(ほうきん)清博総長が出席。本道の活性化に向け、今後は両者が資源を最大限活用し、人材育成やSDGs(持続可能な開発目標)の推進などに協働で取り組む。
協定内容は▽人材育成の推進▽SDGsの推進▽経済・産業の振興▽Society5・0(デジタル化など)の実現―などが柱。
「人材育成―」では、地域創生に関する公共政策人材を育成するほか、女性活躍や国際交流、教育を推進。「SDGs―」では環境との調和に取り組む。「経済・産業の振興―」では、これからの本道を支える産業を振興するほか、企業誘致や起業も推進する。
協定書にサインした鈴木知事は「寶金さんとは私が夕張市長時代からの付き合い。協定は私から提案し、快諾を得た」と説明。「北大とはこれまでも連携してきたが、協定調印で、人材育成やSDGsの実現などの連携事業を一層進めていきたい」と抱負を述べた。
寶金総長も「これまで協定がなかったことに驚いた」と応じ、「知事のキャッチフレーズに『ピンチをチャンスに』という言葉があるが、チャンスを作っていきたい」と強調。特に「道との人材交流を積極的に、将来的にやっていきたい」と意欲を示した。
民間企業のノウハウやアイデアを生かし、官民一体となった協働の取り組みを展開する包括連携協定は、これまでに大学を含め104企業・グループと締結している。道によると、今回が82番目という。
















