苫小牧市は新年度、北海道文化放送(UHB)が運用する「地デジ広報」を活用した市民向けの行政情報配信サービスをスタートさせる。インターネット環境がなくても、テレビを通じて速報性のある情報を迅速に提供できる。市は新年度一般会計予算に事業費50万円を充て、今月中の運用開始を目指す。
UHBの「地デジ広報」は、テレビの地上デジタル放送のデータ放送を活用し、市町村単位で行政情報を素早く確実に提供する無料サービス。道の北海道150年パートナー事業の一環で2018年から実施している。
市が提供するデータ放送は、基本的には文字情報。ヒグマ出没や災害時の避難に関する防災関連、新型コロナウイルスをはじめとする保健衛生情報などの提供を想定している。市秘書広報課は「テレビを視聴できる環境であれば、負担感なく必要な情報や話題を提供できる」と話す。
UHBによると苫小牧市の近郊では恵庭、千歳市、浦河町でも同様のサービスを提供。データ放送は番組視聴時に、リモコンの「d」ボタンを押すことで利用できる。
















