ワクチン接種の専門的問いに対応 相談センターあす開設 増加傾向の変異株を警戒 道感染症対策会議

ワクチン接種の専門的問いに対応 相談センターあす開設 
増加傾向の変異株を警戒 道感染症対策会議
札幌市の医療提供体制の負荷が増していることに警戒感を示した鈴木知事=8日午後、道庁

 道は8日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、医学的知見が必要となる専門的な相談に対応するため「北海道新型コロナウイルスワクチン接種相談センター」を開設し、10日に運用を開始することを決めた。鈴木直道知事は「来週から高齢者向けの接種がいよいよ始まる」とし、「ワクチン接種が本格化する。市町村における接種について地方本部(各振興局)の機能を生かして、万全の体制でサポートしてほしい」と指示した。

 相談センター=電話0120(306)154=は、北海道薬剤師会が運営。▽地域住民や医療機関からのワクチンの副反応に関する相談▽副反応などが発生した場合の受診に関するアドバイス▽ワクチンの有効性・安全性に関する情報提供―など、専門的な問い合わせに薬剤師が対応する。受付時間は午前9時~午後5時半(土日・祝日も含む)。

 また、知事は道内の感染状況について「他の都府県で見られるような急激な拡大には至っていない」としながらも、札幌市の直近1週間(1~7日)の新規感染者数が人口10万人当たり14・9人と変異株を含め増加傾向にあることを警戒。「札幌の入院患者、とりわけ重症の患者が増加している」ことを指摘し、「医療機能が集積する札幌の医療機関の負担の増加は、北海道全体の問題として捉えなければならない」と強調。予定通り16日まで札幌市の外出・往来自粛を継続し「残り1週間、ここで感染者数をもう一段減少させ、医療への負荷を低減させていく」との姿勢を示した。

 まん延防止等重点措置が適用される大阪府が「医療非常事態宣言」を発出したことについては「本道から大阪を訪問し感染することにより、関西圏の医療提供体制の負荷を増加することにつながる」と述べ、改めて不要不急の往来の自粛を道民に呼び掛けた。

 この他、東京都が「まん延防止等重点措置」を政府に要請したことに関しては「適用が決定した際は、改めて対策本部会議を開催し、迅速に対策の見直しを行う」と述べた。

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