厚真町観光協会は、ホームページ(HP)をリニューアルした。スマートフォンやタブレット端末の利用者が多い状況を踏まえ、人気の事業や町内の観光スポットなど主要な項目をトップ画面に集約。閲覧者の「見やすさ」を意識し、効果的に写真を使って知りたい情報へ円滑に進めるように一新した。
HPは3月下旬にリニューアル。トップページでは、米作りを体験できる「田んぼのオーナー」をはじめ、観光農園などで楽しめる「ハスカップ狩り」「いも掘り観光」といった事業と、観光客が多数訪れる「浜厚真海岸」「大沼野営場」、さらに「祭り・イベント」の6項目を色分け。タッチすると詳細が分かるようにした。
昨年から始め、ハスカップジャムやトマトジュースを購入できるオンラインショップ、インターネット交流サイト・フェイスブックにもアクセスできる。
このほか、「メニュー」から飲食店や宿泊施設なども調べられる。胆振東部地震以降、力を注いでいる被災地ガイドでは、記憶の伝承と新型コロナウイルス感染拡大の影響で人が集まることが難しい状況を踏まえ、被災直後の様子を2、3分程度の動画で配信するなど趣向を凝らした。
システムを変えたことで、これまで業者に委託していたHPの管理を協会で取り扱うことが可能になり、原祐二事務局長は「情報をリアルタイムに更新できる。フェイスブックも絡めながら、よりタイムリーに情報発信を進めていきたい」と意欲を見せる。

















