札幌市は9日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開いた。市内の感染状況について全道の約7割を占め、8日現在で道の警戒ステージ「4」(人口10万人当たり15人超)に相当する15・5人と1週間前と同じ高水準あることが報告され、秋元克広市長は「新規感染者は押さえ込んでいるが、予断を許さない状況」と強調。本部員に(1)市民や事業者の行動変容を促す分かりやすい感染状況の情報発信(2)医療提供体制の整備(3)花見などの行楽期を控え市有施設の感染防止対策の徹底―を指示した。
感染防止対策の徹底では、24日から市内の円山公園での火気使用エリア設定の中止と、平岡公園の梅まつりの中止、両公園での一部立ち入り制限と飲食自粛、市内9カ所の炊事広場の利用中止を確認した。
対策本部会議後の記者会見で、秋元市長は入院患者数の増加によって病床を著しく圧迫し、感染経路も追えないケースが増えていることを強調。特に従来株よりも症状が重い変異株が増えており、「変異株で40代以下の中等症以上が3倍超に増え、入院が長期化している」と説明した。
変異株は発熱症状がなくても全身倦怠感や関節・筋肉痛、食欲不振の兆候が見られることが分かり、そうした兆候を少しでも感じたら「保健所やかかりつけ医に相談してほしい」と注意喚起した。
また、変異株は家庭や病院、福祉施設などで拡大しているとし、「緩和する状況にはない。より強い措置を検討していかなければならない。追加措置も含め、今後道と協議していく」と述べ、16日以降も、市民への「自粛」要請を継続する考えを示した。
















