最多 6人が届け出 野党共闘候補に保守系挑む 衆院道2区補選告示

最多 6人が届け出 野党共闘候補に保守系挑む 衆院道2区補選告示
第一声に耳を傾ける聴衆。12日間の選挙戦がスタート=13日午前9時ごろ、札幌市北区の商業施設前

 吉川貴盛元農水相(収賄罪で在宅起訴)の議員辞職に伴う衆院道2区(札幌市東区・北区の一部)補欠選挙が13日、告示された。午前10時までに道内小選挙区選挙としては過去最多に並ぶ6人(午前11時現在)が立候補の届け出を済ませ、曇り空の下、第一声を放った。自民党が候補擁立を見送り、野党統一候補に複数の保守系候補が挑む構図。25日の投開票へ向け、12日間の選挙戦が始まった。

 出馬したのは届け出順に小林悟氏(無所属・新人)、松木謙公氏(立憲民主党・前職)、鶴羽佳子氏(無所属・新人)、長友隆典氏(無所属・新人)、山崎泉氏(日本維新の会・新人)、斉藤忠行氏(NHK受信料を支払わない方法を教える党・新人)の6人。各陣営では、選挙事務所内で出陣式を行った後、事務所前や大型商業施設前などで、次々に第一声を放ち、選挙戦に突入した。

 自民党が「不戦敗」を決めた異例の選挙戦。立憲と共産党が政策協定を交わし、松木氏に候補を一本化。社民党と国民民主党も推薦し、松木氏は野党統一候補としてカムバックを目指す。

 自民不在のため、保守票の行方が選挙戦の焦点の一つ。野党共闘を「野合」と批判する維新は、独自候補として山崎氏を擁立。自民党員の長友氏と、保守系を表明する鶴羽氏も、保守票の獲得に虎視眈々(たんたん)。3候補とも無党派層の取り込みに向け、街頭演説も活発化させ、政策を訴える構えだ。

 道2区の有権者数は12日現在46万519人。前回衆院選(2017年10月)公示前日より2223人増え、道内3番目のマンモス選挙区。過去8回の小選挙区選挙では自民4勝、非自民4勝と、保守とリベラル勢力が互角の激戦区。昨年9月の菅政権発足後、道内では初の国政選挙。10月までに行われる衆院解散・総選挙の前哨戦と位置付けられている。

道2区補選の立候補者(敬称略、午前11時現在)

小林 悟(56)無 所 属・新=開業医

松木謙公(62)立  憲・前=前衆院議員

鶴羽佳子(53)無 所 属・新=元HBCアナウンサー

長友隆典(52)無 所 属・新=弁護士

山崎 泉(48)維  新・新=前道議

斉藤忠行(29)NHK党・新=元NHK集金人

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