苫小牧市協働・男女平等参画室は、性的少数者への理解と支援の意志を持つ市職員に対し、支援者を意味する「ALLY(アライ)バッジ」を配布する取り組みを始めた。バッジを名札などに付けて「アライ」であることを表明することで、誰もが安心して来庁できるような環境づくりを推進したい考えだ。
円形で、性的少数者の尊厳と社会運動のシンボルである旗「レインボーフラッグ」にちなみ、6色に着色された背景の上に「ALLY」の文字と市の公式キャラクターとまチョップを描いたバッジ。性の多様性を理解、尊重し、性的少数者を支援する意志がある職員が、「アライ職員」となることを記した宣誓書を同室に提出することで交付される。
同室は3月12日、市職員のみが閲覧できるインターネット上の掲示板で、取り組みをPR。「一人ひとりと向き合い、寄り添う気持ちがあればだれでもアライになれる」というメッセージを添えてアピールしたところ、賛同する職員が次々に現れ、これまでに45人にバッジを配布した。
同室は昨年12月、職員が性の多様性を正しく理解した上で業務に当たるための指針であるサポートガイドラインを作成、今年1月に運用を始めた経緯がある。バッジの配布はこの関連事業だ。
バッジのデザインなどを手掛けた同室の吉井ひかるさんは「市民の安心感はもとより、市が手掛けるさまざまな事業において、性の多様性を意識してもらう上でもアライ職員の存在はとても大切」と話している。
















