内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)は14日、苫小牧市表町のグランドホテルニュー王子で支部懇談会を開いた。国際協力・ジェンダー専門家の大崎麻子さんが「世界はなぜジェンダー平等を目指すのか 国際潮流と日本の現状」をテーマに講演した。
大崎さんは「男性と女性は生物学的に違う」とした上で「社会的に男性と女性が等しく権利や機会、責任を持ち、意思決定にも対等に参画できる状況がジェンダー平等」と強調。「日本人は家事や育児、看護など、人の世話(ケア)は女性の役割で、男性は稼いで弱音を吐かず耐えるという固定概念を持つ人が多いと感じる」と語った。
3月に発表された男女格差の大きさを国別に比較した、世界経済フォーラムによる「ジェンダーギャップ指数2021」で、日本は調査対象の世界156カ国のうち120位、主要7カ国(G7)では最下位だったことも紹介。国連が提唱する持続可能な開発目標「SDGs」の17のゴールにジェンダー平等の実現が掲げられていることも説明し、国際社会に共通する課題と取り組みであることを伝えた。
















