北洋銀行は、2021年1~3月期の道内企業の経営動向調査結果を発表した。全産業の売り上げDI(増加企業の割合から減少企業の割合を引いた数値)は前期(昨年10~12月期)に比べ6ポイント上昇しマイナス32、利益DIも2ポイント上昇してマイナス30となり、共に3期連続で改善した。ただ、売り上げ・利益DI共に全業種でマイナス。業況は新型コロナウイルスの影響が出始めた昨年1~3月期を下回る水準となっている。
売り上げDIの業種別では、食料品、木材・木製品、卸売、小売、運輸の5業種で改善。鉄鋼・金属製品・機械が横ばいで、建設とホテル・旅館の2業種で悪化した。建設業は、公共工事、民間工事とも弱含みとなり、前期のプラス水準から20ポイント下降しマイナス13に。ホテル・旅館業はコロナ禍で依然として厳しさが継続しており、前期比38ポイント下降してマイナス100と業種別では最低水準になっている。
利益DIの業種別では、食料品、木材・木製品、鉄鋼・金属製品・機械、卸売の4業種で改善。建設、小売、運輸、ホテル・旅館の4業種で悪化した。
全産業の2021年4~6月期の見通しでは、売り上げDIが17ポイント上昇してマイナス15、利益DIも15ポイント上昇してマイナス15に。低水準ながらも引き続き上昇が見込まれている。
調査は2月下旬~3月中旬に、道内企業685社を対象に実施。374社から回答を得た(回答率54・6%)。
















