コロナ影響 旅客激減 3月に入り、回復の兆しも JR北

コロナ影響 旅客激減 3月に入り、回復の兆しも JR北

 JR北海道が発表した2020年度の鉄道運輸取扱収入(速報値)は、前年度比48・8%減の370億9700万円となった。長引く新型コロナウイルスの感染拡大の影響で観光客や出張などの利用が激減し、旅客需要が大きく落ち込んだ。

 札幌圏を含む近距離収入は、前年度比48・6%減の113億5700万円、特急など中長距離収入は同62・9%減の136億5000万円。通勤や通学利用の定期収入は118億4500万円。学校・大学の休業の影響が見られたものの、落ち幅は10・8%減にとどまった。

 1~3月の新幹線の利用状況は、1月の実績が2019年比25%、2月も同23%と低迷。3月は緊急事態宣言の全面解除や春休みなどで同39%に回復したが、4月に入って本州地域で「まん延防止等重点措置」が取られた影響で落ち込みを見せているという。

 特急列車は、1月が19年比29%、2月も同31%。3月は緊急事態宣言の全面解除や年度末などの人の動きもあり、同46%と回復を見せた。新千歳空港―札幌(快速エアポート)は1、2月が19年比47%だったが、3月は航空機利用の増加などで同61%と回復を見せた。

 全体的には、昨年12月28日からの「Go Toトラベル」の全国一斉停止、今年1月の緊急事態宣言(2府5県)の影響から利用が低迷。3月に入り、緊急事態宣言の全面解除もあって回復の兆しを見せた。

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