厚真神社(同町新町)で16日、農業用機械、建設機械などの安全祈願祭を兼ねた春季大祭が行われた。社殿内で神事が執り行われ、関係者が今季の豊作など各種産業の繁栄を祈った。
昨年の春季大祭は、胆振東部地震で大きな被害を受けた社殿の改修工事直前だったため、屋外で実施していた。
大祭には神社役員や農業、建設関係者ら約20人が参列。祝詞奏上や玉串奉奠(ほうてん)などの神事が厳粛に執り行われた。また、同神社の世話人、監事など役員として長年尽力した関係者に感謝状などが贈られた。
同神社の中村昇洋禰宜(ねぎ)は「本年の五穀豊穣(ほうじょう)と各種産業の繁栄、コロナ禍の早期収束を願い、心身ともにご自愛いただき、それぞれの立場でご活躍を期待しています」と話した。

















