浦河町は、町内で増加するインド人向けにヒンディー語の母子手帳100部を作成した。
母子手帳はA5判、51ページ。妊娠中の経過記録など、国が定める形式の母子手帳を業者から購入し、町外の翻訳会社にヒンディー語の翻訳を委託して作った。
町在住インド人の2019年度の妊娠の届け出は4人、20年度は5人。町内の軽種馬産業に200人以上従事しているインド人からの要望もあって、日本語や英語、タガログ語の母子手帳に加え、ヒンディー語でも作ることにした。
母子手帳と一緒に配布する妊娠したときから3歳児健診までの流れを示した「町保健センター子育てチャート」も新しく作成した。
町保健センターは「(子育てチャートは)健診時にお渡しするので、母子手帳と一緒に活用してもらえたら」と話している。

















