安平版のマンホールカード 25日から 道の駅で無料配布 D51―320号機デザイン

安平版のマンホールカード 25日から 道の駅で無料配布 D51―320号機デザイン
25日から道の駅で配布される安平町のマンホールカード

 安平町は25日から、地域のシンボルでもある蒸気機関車(SL)「D51―320号機」をモチーフにデザインした「マンホールカード」を、追分地区の道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」で無料配布する。4000枚を用意し、原則、希望者1人につき1枚を手渡す。

 マンホールカードは、国土交通省や下水道関連団体でつくる「下水道広報プラットホーム」が2016年から、マンホールふたを管理する地方自治体と共同で制作している。下水道への理解や関心を深めてもらうのが目的。地域色豊かな全国各地のふたの絵柄をカードで楽しく伝え、コレクションができることから、全国的に人気を集めている。

 現在までに北海道から沖縄県まで、575の地方公共団体などで758種が作成され、近隣では苫小牧市などですでに発行、配布されている。今回で第14弾の取り組みとなり、安平町を含め18の地方公共団体のカードが41種類発行される。

 安平版のマンホールカードは、道の駅の鉄道資料館で展示している多くの鉄道ファンに親しまれたSL「D51―320号機」が厳寒の町を力強く駆け抜ける姿をイメージし、ふたの周りには雪の結晶が描かれている。早来町と追分町が合併して安平町になる前の1994年、当時の追分町でデザインされたマンホールふたを復刻してアレンジしたものだ。

 カードの希望者は、道の駅のスタッフに伝えると1人1枚がもらえる。町建設課は「特徴的な下水道のPRとして活用できれば。(カードが)途切れないよう計画的にお渡ししたい」と話している。

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