移動式子ども食堂計画  苫小牧のNPOが市内初の試み 学習支援や遊びサポートも

移動式子ども食堂計画  苫小牧のNPOが市内初の試み
学習支援や遊びサポートも
移動式の子ども食堂を計画している畠山代表

 NPO法人子ども総合支援ネットワーク(畠山俊彦代表)は、苫小牧市内では初となる移動式の子ども食堂を計画している。ワンボックスカーに調理済みの料理や折り畳み式テーブルなどを積み込み、市内各地を巡る試み。子どもの居場所づくりを目的とし、希望者には学習支援も行う。早ければ5月上旬にもスタートさせたい考えだ。

 市内日新町の農園「こども村」を拠点に、不登校や対人関係に悩む子ども向けの自然体験活動などに取り組む同法人。移動式の子ども食堂は「こども村のカレーなる食堂」と銘打って毎月1~2回、子ども食堂がない地域の公園などに赴いてカレーライスを提供する。

 利用料金は大人500円で、子ども1人分(200円)のチケット代が含まれている。子どもはチケットを使って無料で食事できる。「心も体も元気になれるカレー」をテーマに、有機栽培の野菜やグルテンフリーのルーを使うなど食材にもこだわる。子どもだけで利用することも可能で、申し込みは不要という。

 希望者には学習支援や屋外遊びのサポートも実施。学校に行きづらさを感じている子どもたちに安心して自分の好きな活動ができる空間を提供、地域内での居場所的な存在を目指す。

 同法人は2017年の発足当初から子ども食堂の立ち上げを構想。活動拠点を探す中、畠山代表自身が車で各地に出向く「移動式」を考案した。ワンボックスカーを購入し、本や食事を積む棚作りなどの準備を進めてきた。

 畠山さんは、移動式の子ども食堂や学習支援活動を「スマイル ワゴン」と総称。「子どもたちに笑顔になってもらいたい一心で取り組む。広く協力を呼び掛けていきたい」と話す。

 活動に関する問い合わせは同法人事務局 携帯電話080(1884)2661。

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