労災死51人 過去最少 昨年の道内 苫小牧管内2人 道労働局

労災死51人 過去最少 昨年の道内 苫小牧管内2人 道労働局

 北海道労働局は、2020年における道内の労働災害発生状況(確定値)を公表した。死者は前年比11人(17・7%)減の51人、休業4日以上の死傷者は同992人(14・7%)増の7735人となった。死者は統計を取り始めた1965年以来、過去最少となった。

 業種別の死者は最多が建設業の14人。次いで製造業と陸上貨物運送業が各6人、林業と商業が各4人、清掃・と畜業が各3人。

 事故の型別では「交通事故」が最多で18人。「はさまれ・巻き込まれ」8人、「墜落・転落」「激突され」が各6人、「転倒」「崩壊・倒壊」「おぼれ」が各2人、「高温・低温の物との接触」「交通事故(その他)」「飛来・落下」が各1人。

 また、休業4日以上の死傷災害発生を業種別に見ると、保健・衛生業が1470人と最多。次いで製造業が1144人、商業1130人、建設業903人、陸上貨物運送業が829人だった。

 事故の型別で最多は「転倒」が2002人。「墜落、転倒」が1197人、「動作の反動・無理な動作」が1084人、「はさまれ、巻き込まれ」が733人。

 20年の苫小牧労基署管内の死亡災害は前年比1人減の2人。業種では道路貨物運送業、その他の第3次産業が各1人だった。

 厚生労働省が定めた第13次労働災害防止計画(2019~22年)では、17年を基準に22年までに死者数を20%以上、死傷者数を5%以上減少させる目標を立てている。20年は死亡災害は目標を達成した半面、死傷災害は目標達成とならなかった。

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