JR白老駅北の観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)に展示されている「SLポロト号」を覆う冬囲いのシートが外され、全長20メートルの黒光りする威風堂々の蒸気機関車が姿を現した。
このSL(D51型、1939年製造)はかつて室蘭線などを走っていたが、75年に役目を終え、翌年から白老町で展示保存。SLポロト号保存会(沢田久雄会長)が管理している。
保存会や白老ライオンズクラブ、白老観光協会などの関係者ら約40人が20日、ポロトミンタラに集まり、ポロト号を覆っていた冬囲いの巨大シートを撤去。関係者は「多くの観光客にも見てもらいたい」と話していた。