苫小牧漁業協同組合の錦多峰さけ・ますふ化場(苫小牧市錦岡)で22日、サケ稚魚の放流が始まった。昨年よりも6日遅いが、ほぼ平年並みのスタート。5月上旬まで随時、放流を行う予定だ。
苫小牧漁協の「育てる漁業」の一環で、胆振管内さけ・ます増殖事業協会(白老町)のふ化事業を受託している。今季も親魚約1万8000匹から受精卵約450万粒を確保。稚魚はこの日までに最長で6・02センチ、最大で2・18グラムと順調に育った。
この日は伊藤信孝組合長や漁業者ら4人が稚魚約60万匹を放流した。六つある飼育池のうち一つの水を徐々に抜き、池から錦多峰川につながる水路に稚魚を放した。
稚魚は流れに逆らうように泳ぎ、水面に銀りんを輝かせながら海へと向かった。伊藤組合長は「今年も稚魚を元気に育て、送り出せた。サケは近年不漁続きだが、無事に帰って来てくれたら」と話した。
















