苫小牧、室蘭、小樽、函館、釧路、網走の道内6港湾の発展史をまとめた「北海道みなとまちの歴史」(関口信一郎著)が亜璃西社から出版された。全道の主要書店で扱っている。
江戸中期から北海道港湾が果たしてきた役割と明治以降の近代築港の実像を中心に、港町の発展過程をまとめた歴史書。
著者の関口さんは1950年岩手県生まれ。76年に北海道大学大学院工学研究科を修了し、道開発局などに勤務した。2001年工学博士。
著書では、小樽港の築港で知られる土木工学者の廣井勇(1862~1928年)によって海外から導入された近代築港の技術が、開拓と港湾市街地の形成に大きく貢献した事実を明らかにしながら、各港湾都市の歴史を紹介している。
苫小牧については、全7章立ての最終章で記しており、17世紀ごろからシコツ場所が成立し、物流の要衝地であったことや国内初の大規模な掘込み港湾が完成するに至った経緯を解説している。
A5判478ページ。定価3960円。
















