苫小牧市美術博物館で29日に開幕する企画展「コイノボリ大火と苫小牧消防史」に合わせ、同館の中庭展示「タケダシステム10」の準備も急ピッチで進んでいる。札幌市の美術家武田浩志さん(42)が20日から23日まで市内に滞在し、制作。中庭展示は、同館がリニューアルした2013年から市内外の作家を迎えて実施しており、16回目となる。
タケダシステムは絵画や立体作品を手掛ける武田さんが平面作品を発信する展示空間としての小屋(ギャラリー)という。「外部構造を持った絵画」(武田さん)でもあり、期間中の週末や祝日の一部で学芸員の案内で小屋の内部を公開する。
02年から全国各地で展開しているが、会場によって大小さまざま。今回が10作目で08年の札幌宮の森美術館以来、13年ぶりの発表となる。
苫小牧では、10年ほど前に樽前Arty(樽前)で発表して以来。「同館と中庭の関係性が自身の作品の持つ構造に似ている」と言う武田さんは「気合を入れて準備を進めている。多くの人に楽しんでもらいたい」と意気込んでいる。
展示は29日~9月12日。中庭特別鑑賞会は5月が1、2、4、15、16、29、30日の午後2時から、6月は26、27両日の午前11時から各30分を予定している。
問い合わせは同館 電話0144(35)2550。
















