27日から白老で 能登康昭彫刻展 木彫り熊など65点

27日から白老で 能登康昭彫刻展 木彫り熊など65点
能登康昭彫刻展をPRする印刷物

 白老町の木彫作家・能登康昭さん(72)の彫刻展「想いのカタチ」(実行委員会主催、白老アイヌ協会協力)が27日から白老コミュニティセンターで開かれる。

 能登さんは24歳の時、木彫家の故野本雅寿さんに師事し、木彫り熊の制作技術を磨いた。その後、人物像や動物など幅広いモチーフの作品を制作。1999年の北海道アイヌ伝統工芸展一般作品部門で最優秀賞を受賞したほか、二科展や道展で入選を重ねた。

 彫刻展では、木彫り熊や裸婦像など約65点を紹介。「アイヌ神謡集」の著者として知られる知里幸恵(1903~22年)の像も展示する。5月7日までで、開催時間は午前10時から午後4時まで。入場無料。月曜休館。問い合わせは実行委の中橋さん 携帯電話090(1645)9248。

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