食物アレルギーに対応した学校給食の提供を推進している苫小牧市教育委員会は2022年4月から、従来の卵に加え、乳にも対応範囲を広げる。市内美原町で移転新築工事中の第2学校給食共同調理場が来年1月に稼働を開始すれば、最大150人分程度の対応食を調理可能という。
市教委はすでに食物アレルギー対策として、飲み物を牛乳から麦茶に変更できるようにしており、卵も除去または代替品の提供を可能にしている。
22年度以降は、市の栄養基準量を確保しながら卵と乳を使用しない献立を作成。卵スープは中華スープに変更、シチューは豆乳を使用したものに替えられるようにする。これに合わせ、アレルギー対応食については食器の色も見直し、誤食を防ぐ。6~7月ごろに小学1年~中学2年の保護者を通じ、提供希望の意思を確認する。
市内の学校給食は、2カ所で作っている。第1学校給食共同調理場(柳町)でのアレルギー対応食の提供可能数は最大50食だが、移転新築される第2学校給食共同調理場では100食提供可能となるため、対応品目の拡大を検討をしてきた。
市教委が20年度、保護者に実施した児童生徒の食物アレルギーに関する調査では原因物質は卵、イクラ、乳の順に多かった。
















