安平町追分にある道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」に隣接する敷地内に「柏が丘公園」(愛称ポッポらんど)が29日、オープンする。初日は通常の蒸気機関車(SL)の6分の1ほどのミニSLの乗車体験やエアー遊具、まき割りなどのワークショップを企画し、オープンに花を添える。
ポッポらんどは、子どもがトランポリンのように跳ねて遊べる「ふわふわドーム」や石炭で走るミニSLの乗車などアトラクションを備えた体験型の遊び場。当初は道の駅と同じ2019年のオープンを目指していたが、前年9月に発生した胆振東部地震により災害復旧工事の対応を余儀なくされた。その後、昨年工事を再開し、今年2月に完成した。
愛称は親しみが持てる公園にしようと、道の駅の名前を公募した際に寄せられた中から町が三つ候補を選んで町民に投票を呼び掛け、最も多い票を集めた「ポッポらんど」に決定した。
29日は、午前9時30分からオープニングセレモニーを行った後、一般に開放。イベント広場でミニSLを運行するほか、バンジートランポリンや滑り台などのエアー遊具を設け、無料で遊べるようにする。先着でまき割りや丸太時計作りが体験できるワークショップも企画しているという。
当日はマスクの着用や小まめな手洗い、手指消毒、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保など新型コロナウイルス感染症対策を呼び掛け、来場者を迎える。町は「子どもを連れて家族で楽しんでもらえたら」と話している。




















