札幌高裁 2歳女児衰弱死事件 母親 二審も懲役9年

札幌高裁 2歳女児衰弱死事件 
母親 二審も懲役9年

 札幌市で2019年6月、池田詩梨ちゃん=当時(2)=が衰弱死した事件で、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親、池田莉菜被告(22)の控訴審判決が26日、札幌高裁であった。金子武志裁判長は懲役9年とした一審札幌地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。

 控訴審で弁護側は、詩梨ちゃんの死因は嘔吐(おうと)物による窒息死などとして無罪を主張していた。金子裁判長は、詩梨ちゃんが低体温症を発症していたことなどから窒息死ではなく衰弱死したとする解剖医の見解を支持し、退けた。

 莉菜被告の交際相手、藤原一弥被告(26)の控訴審判決も同日、札幌高裁であり、保護責任者遺棄致死などの罪で懲役13年とした一審判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。

 判決によると、藤原被告は19年5月15日~6月5日ごろ、詩梨ちゃんの頭を多数回殴り、頭部全体の皮下出血などのけがをさせた。莉菜被告と藤原被告は共謀し、必要な医療措置を受けさせずに放置し、同年6月5日に衰弱死させた。

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