札幌の時短営業開始  「新しい旅」来月末まで延長 道対策本部会議

札幌の時短営業開始  「新しい旅」来月末まで延長 道対策本部会議
「まん延防止等重点措置」の具体的な対策を協議していることを明らかにした鈴木知事=27日午後5時40分ごろ、道庁

 道は27日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、感染対策を講じた道内旅行に助成するモデル事業「新しい旅のスタイル」の期限を、当初の今月末から5月末へ1カ月延長する方針を発表した。また、同日から5月11日まで、感染が急拡大する札幌市内全域の飲食店(カラオケ店含む)に対する営業時間短縮要請の特別対策もスタート。鈴木直道知事は「事業者に再び大変な負担を掛けるが、今が正念場」と強調し、「感染リスクが高いとされる飲食の場面、特に夜間の人流や人との接触機会を抑える観点から午後8時までの酒類提供、午後9時までの営業時短に理解と協力を」と呼び掛けた。

 「新しい旅のスタイル」は道内を6圏域に分け、個人か同居者が各圏域内で行う旅行に限って宿泊料の最大半額を助成する事業。4月30日で終了予定だったが、道は「札幌市以外の五つの圏域は感染状況が落ち着いている」として延長を決めた。感染が拡大する札幌市は引き続き、事業から除外する。

 また、知事は対策本部会議で、札幌市を対象区域とした「まん延防止等重点措置」適用を政府に要請する場合の具体的な対策を、同市と協議していることも明らかにした。▽飲食店などへの午後8時までの営業時短▽酒類提供時間を午後7時までに短縮▽大規模な集客施設の時短▽公共交通の終電繰り上げ▽イベント開催は5000人を上限―などが主な内容。

 知事は「国とも今の厳しい感染状況を共有しながら検討を進めている」と説明。5月11日までのゴールデンウイーク(GW)特別対策期間中に「札幌市内の十分な人流の減少が見られず、感染がさらに拡大し、国にまん延防止等重点措置を要請する必要があると判断した場合、ちゅうちょなく実行に移れるよう、万全な準備を」と本部員に指示した。

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