安平町内のあかね地区に住む高齢者でつくる「あかね生き生きクラブ」(編田久乃会長)は28日、町社会福祉協議会に車いす1台(約3万円相当)を寄贈した。
同クラブは2000年に発足し、今年20周年の節目を迎えた。車いすなど福祉用具の寄贈は、地域貢献事業として翌01年から行っている。車いすはアルミ缶や古紙の廃品回収で得た資金を活用して購入した。
同日、団地内で贈呈式が行われ、町社協の佐々木弘副会長は「皆さんからの善意を町内で福祉用具を必要としている方たちに届けたい」と謝辞を述べ、網田会長は「今年で20回目。まだまだ続けていければ」と話していた。
町社協では、寄贈された車いすを地域住民に貸し出すほか、高齢者福祉施設などで活用する。

















