企業研修型地域おこし協力隊 台湾出身のヤン・ユ・フェンさん 厚真で活躍中 赤毛和牛や観光PR

企業研修型地域おこし協力隊 台湾出身のヤン・ユ・フェンさん 厚真で活躍中 赤毛和牛や観光PR
厚真町の企業研修型地域おこし協力隊として活動するヤンさん

 台湾出身のヤン・ユ・フェンさん(29)が、厚真町の企業研修型地域おこし協力隊として活動している。町内の大規模開発跡地で事業を展開し大阪市に本社を置く事業所に籍を置いており、土作りから食肉の生産、食事までを一貫して提案する「和牛メゾン」のPRをはじめ、町外からの観光客の増加を図る事業を担っていく。「この地域の復興につながるような、関係人口を創出する取り組みやコンテンツを展開していきたい」と張り切る。

 ヤンさんは、幼少期を台湾で、その後の4年を中国の上海で過ごし、高校時代はカナダで生活を送った。高校卒業後は日本語を学ぼうと、日本へ。関西学院大学を経て貿易会社や商社などに勤務。大阪や韓国、台湾で働く傍ら、観光で道内を訪れ、「自然の豊かさを海外に伝えたい」との思いを抱いた。

 そうした中、大学時代のインターンシップで縁があった製品の製造・加工、販売などを手掛ける「GOOD GOOD(グッドグッド)」から誘われ、昨年末から厚真町で生活をスタート。今年3月に企業研修型地域おこし協力隊として委嘱状を受けた。「(厚真町は)決して人は多くないけれど、優しいし、親しみを持てる。暑過ぎず、あまり雪も積もらないので、比較的暮らしやすい」と厚真の印象を話す。

 協力隊員は1年単位で更新し、最長3年間再任することができる。ヤンさんは現在、グッドグッドで生産する赤毛和牛のPR、その一環となる浜厚真地区での飲食店オープンなどについても早ければ今夏をめどに検討中。「自然が豊かだし、インバウンドに厚真のロケーションは最適」と、新型コロナウイルス感染症収束後の外国人観光客の集客について模索している。

 仕事以外では、カナダや中国、韓国でも生活した経験を生かし、「英語や中国語、韓国語などで町の人と交流できる場があれば」と希望。「カヌーなど自然アクティビティーにも挑戦したいですね」と笑顔を見せる。

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