むかわ町の穂別キャンプ場(穂別稲里)は今年度から、センターハウス内の敷地を活用したフリースペースを設けた。当面は休憩所として利用し、夏にはWi―Fi環境を整えてワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた「ワーケーション」や写真などの作品展示会場として幅広く活用してもらいたい考え。公営のキャンプ場の中でも珍しい取り組みで、注目されそうだ。
フリースペースには、かつてレストランとして使っていた一角を活用。広々とした室内をそのまま生かし、国内メーカーのテントを張ったほか、テーブルやベンチを設け、利用者がコーヒーなどを飲みながらゆったりとくつろげる雰囲気を演出した。
近くWi―Fiの環境も整える予定。新型コロナウイルス感染拡大によって都市部で働き方の見直しが進んでいる傾向を踏まえ、ワーケーションスペースとしての活用を想定した。働きながらキャンプも楽しめる空間を創出する。写真家やクリエイターの作品展示や発表、トークショーの場としても提供し、「キャンプ場の利用者とのつながりを作りたい」との構想も。
町地域おこし協力隊の両角創平さん(36)は「平日に仕事もできる場として機能させ、稼働率を上げたい。またシーズンに4、5回来る人たちが、来るたびに違った展示を楽しむことができれば面白いのでは。むかわ町を知ってもらえるスペースにしていきたい」と話している。

















