むかわライオンズクラブ(LC=小坂直江会長)が、町内の子どもたちの安全を目的にカラー帽子を贈る活動を展開している。今年度は保育施設で新たに3歳児クラスに入った園児を対象に、約60着分(約10万円相当)を寄贈。日よけのフラップが付いたかわいらしい黄色の帽子で、子どもらなどに喜ばれている。
カラー帽子の寄贈は昨年度、2018年に発生した胆振東部地震をきっかけに「子どもたちの安全を守ろう」と始めた。初年度は全園児に届くように、LC国際財団に収める「100ドル献金」から還元された827ドル(8万2700円相当)を活用して町内の認定こども園、保育所4施設に計133着(26万円相当)をプレゼントした。
今年度は2施設を対象に約60着を用意。4月30日には穂別地区のさくら認定こども園に20着分を届けた。小岩万里子園長は「穂別は暑いので非常に助かる。園庭など外で遊ぶ時に使いたい。後ろにフラップも付いているので、すごく安全」と感謝した。
小坂会長は「黄色は遠くからでもよく見えるし、交通安全の意味もある。クラブがある限り、次年度以降も継続していきたい」と話していた。

















