北の玄関口 Uターン始まる 新千歳あすピーク 苫小牧港は閑散

北の玄関口 Uターン始まる 新千歳あすピーク 苫小牧港は閑散
新千歳空港ではマスク着用で家族を見送る姿が見られた=4日午前10時ごろ

 ゴールデンウイーク(GW)も終盤に入り、道内の空や海の玄関口で4日、帰省客らのUターンが目立ち始めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年のような「ラッシュ」とはならないが、時間帯によっては一定の混雑も見られる。

 新千歳空港の客足は4日午前から増え始め、同じくコロナ下だった昨年よりも回復した模様。特に羽田線、関西線などドル箱路線の出発時刻には、帰省のため道内で過ごしたとみられる人で混雑し、搭乗手続きには行列もできた。

 家族らの見送りも多く、マスク姿で距離を取りながら、手を振り合うなどの光景が広がった。息子家族を見送った伊達市の男性(66)は「(息子家族は)3泊したが家から出ずに、お互い対策を徹底して過ごした」と話していた。

 航空各社によると、道内発着路線の上りの予約率(4月23日公表)は、4日が60%台後半から70%台後半、5日がピークで80%前後となっている。

 4日午前の苫小牧西港フェリーターミナルは閑散とした様子。例年は帰省や旅行などで道内で過ごした人のUターンラッシュとなるが、今年は昨年に続き観光客はほとんど見られず、見送る家族の姿もなかった。

 同日午前9時30分発の川崎近海汽船「シルバーエイト」(9483トン)は、乗客29人、トラック15台、乗用車7台を積載。仕事で東京に向かうため乗船した札幌市の会社員、渡辺康一さん(40)は「去年と同じくらい車両が少ない」と話す。

 フェリー各社によると、GW後半の予約は3~5日が多く、昨年の2倍以上の乗船者となる便もある。だが、昨年は緊急事態宣言下で旅客が極端に少なかったためで、2019年と比べると3~9割少ない状況となっている。

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