苫小牧市は2021年度、障害に関する正しい知識や支え合いの精神を市民に伝える「あいサポート運動」の一環で、小学生を対象としたキッズサポーターの養成に乗り出す。市が今年度展開する「ふくし大作戦」と連動し、子どもたちが障害について学べる出前授業を計画している。
あいサポート運動は誰もが住みやすい地域づくりを目指す運動。障害特性などについて学ぶ養成講座を開き、受講者を「あいサポーター」に認定する。困っている人を見掛けたとき、さりげない手助けや配慮を実践してもらう試みで、鳥取県で09年に始まった。
苫小牧では、18年10月にスタート。市が市民向け講座のほか、市内の企業や高校、団体などで出前講座を開き、今年3月末までに1711人のあいサポーターが誕生した。
運動の裾野を広げるため、今年度は小学生向けの出前授業を企画。さまざまな障害について正しく学べるよう、発達段階に合わせて現行のプログラムを再構築する。授業を受けた児童を「キッズサポーター」に認定。子どもたちの目線で、人に優しい社会づくりを進めてもらいたい考えだ。
市はキッズサポーター用の講座内容が固まり次第、市内の小学校に案内。福祉をテーマとした学習活動の中に組み込んでもらえるよう、各校に要請する。
市障がい福祉課は「あらゆる世代の人たちが障害について正しく知ることができるよう、あいサポート運動を充実させていきたい」と話す。
市は21日、市民活動センターで市民向けのあいサポーター養成講座を開く。午後3時からと同6時からの2回で、受講無料。
申し込み、問い合わせは同課 電話0144(35)6356。
















