道内 2日連続で最多更新 9日の感染者506人を確認 新型コロナ

道内 2日連続で最多更新 9日の感染者506人を確認 新型コロナ
全道で過去最多となる506人の感染を確認し、記者会見する道保健福祉部=9日午後6時40分ごろ、道庁

 道と札幌市などは9日、新型コロナウイルスの感染者が新たに506人確認され、7人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で過去最多を更新し、500人を上回るのは初めて。このうち半数以上の280人の感染経路が不明で、市中感染も拡大している。特措法上の「まん延防止等重点措置」(9~31日)適用初日から、過去最多を記録する事態に関係機関は危機感を強める。道は同日夜に緊急記者会見を開き、広島孝保健福祉部技監は「ゴールデンウイークの帰省などで人の移動が増えて、感染が全道域に広がっている。変異株の増加も要因」との見解を示した。

 死亡を確認したのは、札幌市の7人(60代女性と70代男性、80代男女4人、90代女性)。

 道は、初めて100人を超えて過去最多の142人の感染を発表。内訳は、苫小牧市5人(20代男女4人と40代女性)を含む胆振管内14人のほか、石狩管内42人(千歳市7人、恵庭市4人など)、釧路管内21人、空知管内19人、十勝管内12人、上川、宗谷両管内各7人、オホーツク管内6人、根室管内4人、桧山管内3人、日高(様似町1人など)、留萌両管内各2人、後志管内と札幌市、新潟県居住各1人。全振興局管内で感染が確認された。

 岩見沢市で2日に開かれた成人式終了後、同市内の飲食店で行われた会食で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、19人(新成人15人と友人1人、飲食店従業員3人)の陽性が判明。釧路市の事業所でも従業員7人の感染が分かり、クラスターとなった。

 札幌市も、過去最多の327人(再陽性1人含む)の感染を確認。市内の医療機関でクラスターが発生し、20人(職員と患者各10人)の陽性が判明した。旭川市は18人、小樽市は15人、函館市は4人の感染を確認した。

 また、道と札幌、旭川、函館、小樽市は8、9の両日、変異株疑いの感染者を新たに299人(うち札幌市209人)確認したと発表。これで道内の変異株陽性者は国立感染症研究所などの解析で確定済みの304人を含め、計2704人となった。

 道内の死者は累計897人、感染者は延べ2万6681人(実人数2万6609人)。治療を終えて回復したのは2万2851人。9日現在の患者数は前日から308人増えて2933人となり、重症は24人。8日時点の入院患者の病床利用数は、前日から37床増の788床となっている。

     ◇

 道と札幌市などは8日、新型コロナウイルスの感染者が新たに403人確認され、3人(札幌市の60~90代男女)が死亡したと発表した。このうち半数以上の222人の感染経路が不明となっている。

 道は、87人の感染を確認。内訳は、苫小牧市1人(70代男性)を含む胆振管内11人のほか、石狩管内36人(恵庭市6人、千歳市3人など)、空知管内9人、釧路管内6人、十勝管内5人、上川管内4人、渡島管内3人、日高、留萌、宗谷、根室4管内各2人、後志、オホーツク両管内と札幌市、千葉県、新潟県居住各1人。江別市内の大学で新たなクラスターが発生し、9日までに学生22人が感染した。

 札幌市は、277人の感染を確認。市内の飲食店で新たなクラスターが発生し、従業員5人の陽性が判明。医療機関でも6人(患者5人、職員1人)の感染が分かり、クラスターと認定された。小樽市は20人の感染を発表。市内の食品製造会社で従業員11人の陽性が判明し、クラスターとなった。旭川市は15人、函館市は4人の感染を確認した。

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