今年3月下旬に開幕した全国高校女子硬式野球選抜大会を取材した。埼玉県加須市の球場で33チームが栄冠を競った。そのうちの1チームが昨年春に創部した駒大苫小牧高校女子硬式野球部だ。
当時1年生の24人は初の全国大会の舞台で堂々たるプレーを披露。2回戦で叡明に16―2で大勝してみせた。3回戦の強豪、神戸弘陵との戦いにこそ0―7で敗れたが、メンバーの表情は確かな手応えと夏に向けた決意に満ちあふれていた。
全国選抜大会から約1カ月後の4月28日。女子高校野球界に明るい話題が飛び込んできた。全国女子選手権の決勝が阪神甲子園球場で行われると発表された。昨年の大会は新型コロナウイルスの影響で中止された。
「女子野球の発展のために」。茶木圭介監督が時折口にする言葉だ。高校野球の聖地で大一番の試合が行われる。女子野球が脚光を浴びる契機となりそう。初出場の駒大苫のメンバーが甲子園の土を踏めることを願う。
(翔)
















