新型コロナウイルスの施設巡回接種が11日、浦河町東町ちのみの特養老人ホームちのみの杜(入所者50人)で行われ、33人が接種を受けた。
町は65歳以上の一般高齢者に先駆け、町内高齢者施設の入所者を対象に10日から(養護老人ホームちのみの郷で実施)町内医療機関の協力で施設巡回接種をしている。ワクチンは4月28日に町に初配分された1箱(975回分)を使用。
11日は、浦河赤十字病院から医師1人と看護師4人、事務職員ら6人が施設を訪れ、60歳代後半から94歳までの入所者らに接種を実施。接種を受けた人は「痛くなかった」と話していた。
14日にも残りの入所者らが接種を予定している。
池田拓町長は、一般高齢者向けの接種予約は11日の段階で「だいぶ落ち着いてきた」とし、医療機関分の個別接種の回数を増やし、高齢者分の接種は「7月中に終わらせたい」と話している。

















