(4)苫小牧沼ノ端中 能登敬久校長(52) 未来を切り開く力を

(4)苫小牧沼ノ端中 能登敬久校長(52) 未来を切り開く力を

 苫小牧沼ノ端中学校には、2007年度から6年間、一般教諭と主幹教諭で勤務しており、2度目の着任となる。当時と比べると、生徒数は少なくなったが「教師や大人の思いをくみ取ろうとする素直な子が変わらず多い」と表情を緩める。

 埼玉県出身で、道教育大教職大学院卒。登別鷲別中学校を振り出しに教育人生を歩み、2004年度から3年間は台湾の日本人学校で教壇に立った。前任は白老中学校の教頭。

 同校の生徒には「大人になった時、自立して支え合える人になってもらいたい」と望む。少子化が進み、人工知能(AI)の活用が広がるなど変化していく社会の中で「臨機応変に対応し、自分の未来を切り開いていける力を、生徒たちが身に付けられる学校にしたい」と意欲を語った。

 体を動かすことが好きで、ランニングする際は10~15キロ程度走っている。

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