新ひだかで新規就農 農業研修生の2組に修了証

新ひだかで新規就農 農業研修生の2組に修了証
(左から)有田会長、日根野善鷹さん、宮越さん、修了証書を渡した大野町長

 新ひだか町の大野克之町長は11日、新規就農者として4月に町内で営農を始めた農業研修第8期生の2組3人に町役場で修了証を授与した。

 町農業担い手育成支援協議会(有田英二会長)と関係機関による町農業振興対策協議会(会長・大野克之町長)は、連携しながら農業後継者の育成を支援している。農業研修制度は2012年度に始め、これまで就農したのは21組31人。

 今回の研修は、町内のミニトマト農家や静内ハウス団地、農業実験センターで実施。日根野善鷹さん(31)、夕紀さん(28)夫妻=札幌市から移住=が静内神森、宮越麻美さん(36)=新ひだか町=が三石歌笛でそれぞれ就農した。

 ミニトマトを生産している日根野さんは「農業はきつい仕事なので、皆で楽しんで取り組めるようにしたい」、花き生産の宮越さんは「これからも指導いただきながら頑張っていきたい」と抱負を語った。

 大野町長は「楽しみながら仕事に取り組むのは良いこと。これから参入してくる人に指導できるようになってほしい」と激励。研修を支えてきた同支援協議会の有田会長は「新ひだか町は、協議会や団体の支援体制が全道で一番整っている。安心して就農し、成功者として発信していってほしい」と期待の言葉を掛けた。

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