新型コロナウイルス感染拡大で国が北海道に「緊急事態宣言」を発令したことを受けて、むかわ町では１８日から今月末まで、町内公共施設を臨時休館、休止にすることを決めた。

　町によると、四季の館のホール・研修室、プール、トレーニングルームの利用を休止するほか、温泉、売店については原則町民限定とし、営業時間も午後８時までに。穂別図書館、四季の館まなびランド図書室については人数を制限して対応する。産業会館、町民センターは貸し出しを休止し、生活館、集落センター、漁村センター、介護予防センターは葬儀、ワクチンの集団接種での利用時を除いて休館する。

　社会教育施設は鵡川町民体育館、穂別スポーツセンターをはじめ、鵡川、穂別両地区のパークゴルフ場、テニスコート、野球場、ゲートボール場など町内運動施設を１８～３１日の期間、利用を休止に。学習交流センターまなぶ館、生涯学習センター報徳館も休館とした。

　樹海温泉はくあ、穂別キャンプ場、穂別博物館は１５日から先行して利用休止、休館としている。