プロのスタントマンが交通事故を再現し、危険を伝えるスケアード・ストレイト教育技法の自転車交通安全教室(JA共済連など主催)が13日、苫小牧南高校(高橋昭仁校長)で開かれた。生徒約460人が自転車利用時の安全意識を高めた。
スタントマンらは、時速40キロで走行する車と自転車との衝突事故やトラックによる左折時の巻き込み事故を実演しながら、危険の潜むポイントを説明した。
生徒たちは真剣なまなざしで車の動きを追い、事故が起きる瞬間は「きゃー」「危ない!」と声を上げ、交通ルールやマナーを守る大切さを学んだ。
生徒会長で3年の大久保直輝さん(17)は、「衝突音や、人が車に乗り上げて地面にたたきつけられる姿に恐怖を感じた。安全運転を意識して自転車に乗ろうと思いました」と話した。
苫小牧署交通第1課の葛西直人課長は、同署管内では昨年55件の自転車事故が発生し、そのうち17件が高校生の関わる事故と説明。「ルールを守り、事故に遭わず、起こさないための実践を」と呼び掛け、自転車保険の加入を検討するよう促した。
実演を終えたスタントマンの柳川典久さん(42)は「実際の事故と再現とでは違う部分もあるが、怖さは伝わったはず。きょう見たことを安全意識を改めるきっかけにしてほしい」と語った。
















