厚真町内でプロ野球・北海道日本ハムファイターズの地元後援会を立ち上げる動きが加速している。現在、町内の関係者らでつくる設立準備委員会が発足し、町民を対象に会員を募集中。一定数まで集まり次第、6月下旬に「厚真後援会」を誕生させる予定だ。
2018年9月に発生した胆振東部地震以降、田んぼのオーナー事業への参加をはじめ、町内で野球教室を開くなど球団から多くの支援を受け、交流してきたこともあり、機運が高まった。チームへの応援を通じて地域活性化や子どもたちの健全育成を図ろうと、町商工会、観光協会、町役場の有志でつくる後援会の設立準備委員会を始動させた。
会員になる際は年会費が必要で、オフィシャルファンクラブ年会費を含め税込み4600円(すでにファンクラブ会員の人は1000円)。主な活動は、札幌ドームへの応援観戦ツアーをはじめ、町内でのパブリックビューイング、会員同士の交流会などを考えている。年齢制限はなく、多くの町民の入会を呼び掛ける。
厚真後援会は、町内から20人程度の申し込みがあった時点で発足させる考えで、その後も常時入会を受け付ける。同委員会の担当者は「幅広く町民に認知される後援会にしたい。緊急事態宣言が解除されれば、広報活動も強化していければ」と話している。
入会申し込み、問い合わせは、同委員会事務局(町観光協会内) 電話0145(29)7711、ファクス0145(29)7712、電子メールinfo@atsuma-kankoukyoukai.jp。

















