北海道エアポート(HAP)がまとめた新千歳空港の航空概況によると、2020年度の国内線旅客数は前年度比67%減の643万6335人となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、旧千歳空港時代の1986年度以来、34年ぶりに国内線、国際線の合計が1000万人を下回った。
新千歳空港の国際線は昨年3月以降、コロナの影響で就航便数ゼロが続き、20年度の旅客数もゼロ。このため国内線、国際線の旅客数合計は、国内線と同数の643万6335人で、前年度比71・78%減の大幅減となった。
20年度の国内線は、全国に緊急事態宣言が出ていた昨年4月が前年同月比87・54%減、同5月が同93・71%減と激減した。今年3月のみ前年実績を上回り、同17・63%増だったが、これは昨年3月が同じくコロナ下で旅客需要減が顕著だったため。
貨物取扱量は20年度、前年度比31・54%減の11万5056トン。内訳は、国内線が同32・64%減の10万2343トン、国際線が同21・14%減の1万2713トン。郵便物が同16・83%減の9654トンだった。
HAPは「空港内商業施設の運営環境の悪化や当社事業計画の見直しなど、大変大きな影響を受けた1年だった」とし、「当面厳しい状況が続くが、ポストコロナを見据えた取り組みを進める」としている。
















