土曜・休日の運休拡大へ JR北 来月一時帰休1日160人

土曜・休日の運休拡大へ JR北 来月一時帰休1日160人
会見する島田社長=19日午後、札幌市中央区

 JR北海道の島田修社長は19日の定例会見で、新型コロナウイルス感染者の急増で北海道への緊急事態宣言が発出されたことに、「極めて深刻に受け止めている。利用減少に伴う業務量の急激な縮減が見込まれる」とし、社員を一時的に休ませる「一時帰休」をはじめ、札幌発最終列車の繰り上げや土曜・休日運休の拡大などに取り組むことを明らかにした。会社として「協力できる取り組みを全て行っていく」と語った。

 島田社長は、一時帰休を6月1~30日に本社内の各部署と駅社員、乗務員の一部を対象に1日160人(本社100人、現場60人)程度とする考えを明らかにした。一時帰休は昨年5~7月に続き2度目。

 また、快速「エアポート」(新千歳空港―札幌)と特急「カムイ」(札幌―旭川)の土曜、休日の運休を6月5日から拡大する。このうちエアポートは日中の時間帯を中心に毎時1本程度取りやめ、運休本数を現行の1日当たり6本を20本に増やす。

 札幌駅と新千歳空港駅に13カ所ある「みどりの窓口」の営業体制を19日から6月30日まで4カ所減らし、1日当たり全体で最大44人の出勤を抑制。電話案内センターのオペレーターも1日当たりの出勤者を6人減の10人に縮小する。

 同社の運動部の活動を5月31日まで自粛。硬式野球クラブやバドミントン部、卓球部の大会出場の辞退や中止を決めた。

 また、2011年5月27日の石勝線列車脱線火災事故から27日で10年を迎えることに、島田社長は「安全再生の取り組みは道半ば」とし、「安全最優先を第一に考える。現場の社員まで徹底してたゆまぬ努力を続けることで安全は維持される」と強調。「安全対策に必要な経費コストを最大限確保していく」と語った。

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