春の地域安全運動(11~20日)に合わせ、門別署や富川防犯協会などは20日、日高町富川北4のびらとり農協Aコープ富川ルシナ店前で街頭啓発を行った。参加者約20人が「詐欺に遭わないように」と被害防止を促した。
今年は北海道日高乳業(本社日高町)とタイアップして実施。飲料品「ヨーグルッペ」の無償提供を受け、啓発グッズとして、この飲料に同署が制作した特殊詐欺防止未然防止シールを張り付けた品や、詐欺と思われる電話で犯人がよく使う言葉を紹介したチラシを用意した。
この日は店舗前に同署のマスコットキャラクター「門別ナイト」のパネルのほか、「振り込めサギに注意」や「あわてないで、まず確認」などと書かれたのぼりを立ててアピール。啓発グッズを買い物客らに手渡した。新型コロナウイルス感染症対策として、渡す前にはアルコール消毒などを徹底した。
安全運動の期間中、地域パトロールなども強化してきた同署は「地域住民の防犯意識向上のために取り組んできた。自宅に怪しい電話がかかってきた時には、家族や警察に相談をしてほしい」と呼び掛けた。

















