徳寿ファーム 28日オープン ファームレストラン内覧会 観光・食のスポットに 白老

徳寿ファームの牧場に整備したファームレストラン「KANTO」

 道内を中心に「焼肉徳寿」を展開する梨湖フーズ(本社札幌市、高木勉社長)のグループ会社・徳寿ファームは20日、白老町森野14の和牛生産牧場に28日オープンするファームレストランの内覧会を開き、旅行会社や報道関係者らに店内を公開した。

 アイヌ語で天空を意味する「KANTO(カント)」と名付けたレストランは、鉄骨造り平屋建て延べ床面積681平方メートルで、道道白老大滝線沿いに建設。焼き肉ロースター付きの一般客テーブル96席、団体客用104席の計200席を備え、白老牛の焼き肉、ステーキ、ハンバーグ、白老産の食材を使った「白老ポロトライスプレート」といったメニューを提供する。牧場風景を目に軽食やスイーツ、ドリンクを味わえるテラス席やテークアウトのコーナーも備えた。

 駐車場はバス専用を含めて約90台分を整備。営業時間は午前11時~午後8時で無休。テークアウトのスイーツ、ドリンク類などは午前10時から販売する。

 レストランの近くにはブランコやアスレチックの遊具を置いたスペースも設置し、親子連れが楽しめるようにした。さらに牧場内のビニールハウスで来年からイチゴ狩りもできるようにし、観光型農園の形成を目指す。徳寿ファームは「白老町の新たな観光・食のスポットとして、観光客や地元の住民に利用してほしい」と言う。

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