G1オークスでユーバーレーベン優勝 ビッグレッドファーム快挙に沸く  新冠

G1オークスでユーバーレーベン優勝 ビッグレッドファーム快挙に沸く  新冠
万歳で優勝を祝う鳴海町長(左から4人目)と牧場スタッフ

 東京競馬場で23日に開催された第82回オークス(優駿牝馬、G1、芝2400メートル)で、新冠町明和のビッグレッドファーム(岡田美佐子代表)生産、ユーバーレーベンが優勝し、牧場スタッフが大喜びしている。

 ビッグレッドファームは1974年、今年3月に亡くなったグループ代表の岡田繁幸さんが新ひだか町静内浦和に牧場を設立。その後、同町静内真歌にトレーニングパーク、新冠町明和にビッグレッドファーム明和ヒルズを創業。現在は道内5カ所、茨城県1カ所で育成、調教、繁殖をしている総合牧場。

 オークスは、明和の牧場事務所で約30人のスタッフがテレビ観戦。最後の直線で馬群から抜け出し、2着馬に1馬身差を付けてゴールした瞬間、大歓声が上がって喜びに沸いた。調教主任の榎並健史さん(42)は「生まれたときから期待が懸かっていただけにうれしい。帰ってきたら褒めて抱きしめたい」と満面の笑みを浮かべ、「岡田繁幸代表にも見てほしかった」と話した。

 同牧場生産馬のG1優勝は09年(マイネルキッツ)から3回目、10年ぶり。レース後、牧場事務所を鳴海修司町長も訪れ、「亡き岡田会長もこの日を待っていたと思う。この先もさらに上を目指して頑張ってほしい」と話した。

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