苫小牧市は今年度、北海道文化放送(UHB)の「地デジ広報」を活用した市民向け行政情報配信サービスをスタートさせた。現在は新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言発令に伴う、市独自の「感染拡大警報」(16~31日)の中身や高齢者向けのワクチン接種に関する保健衛生情報を発信中。テレビを使って、より広い世代に正しい情報を伝えたい考えだ。
地デジ広報は、地上デジタル放送のデータ放送を活用し、市町村単位で行政情報を素早く確実に提供する無料サービス。インターネット環境がなくても速報性のある情報を迅速に提供できるとし、市は2021年度一般会計予算に事業費50万円を計上し、4月30日に運用を開始した。
市の感染拡大警報関連では「市民の皆様へのお願い」と題し、不要不急の外出を控えることや公共施設が原則休館中であることをアピール。新型コロナワクチン接種相談センターについてや集団接種のお知らせ、接種券の発送スケジュールなど「新型コロナワクチントピックス」も掲載している。
市秘書広報課は「利用者に負担感なく、必要な情報や話題を提供できる」と強調。「ヒグマ出没や災害時の避難に関する情報などのほか、コロナの状況を見極めながらイベント情報なども提供していければ」と話している。
地デジ広報は、道の「北海道150年パートナー事業」の一環で、2018年から実施。UHBによると、苫小牧市近郊では千歳市、恵庭市、浦河町でも同様のサービスを提供している。データ放送は番組視聴時、リモコンの「d」ボタンを押すことで利用できる。
















